【書評】いちばんやさしいInstagramマーケティングの教本

本日はInstagramのマーケティングに関する本の書評を書きます。
「いちばんやさしいInstagramマーケティングの教本」
著者 甲斐優理子 氏
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この本を読むべき人は以下に該当する方です。
・インスタグラムマーケティングに興味ある人
・インスタグラムをビジネス的に活用したい人
・企業のインスタグラム運用担当者
 
この本はフォロワーをどうやって増やすかや、
いいね!をどうやって増やすかのテクニックの本ではなく、
あくまでインスタグラムをマーケティングの視点で
どうやってビジネスで活用していくべきかを書いています。
 
サービスもしくは商品を持っている企業のインスタグラムアカウントの
運用担当者は一度読むべきです。
 
著者の甲斐優理子氏は、株式会社パスチャーの代表取締役の方です。
事業内容は、インフルエンサープロモーションならびに画像解析データを基にしたマーケティング支援事業。
 
インスタグラムアカウントのマーケティング支援が強みで、
特にデータ分析やデータに基づいた施策の立案のコンサルが得意みたいです。
 
実際に本の中で、データに基づいたSNSマーケティングのコンサルが少ないことを問題提起しています。
 
甲斐氏のバックグラウンドとしては、大学生時代に起業をして
東南アジア向けにアパレルコマース事業を展開。
その後日本で株式会社パスチャー を設立した方です。
 
最初の起業時の経験が今の会社の企業に繋がったとのことで、
現在も自らが講師としてセミナー登壇などをしています。
 
本の内容としては、インスタグラムをビジネスで活用する際の特徴、
インスタグラムのマーケティング戦略の立案の仕方、
自社アカウントを運営するためのノウハウ、
インフルエンサーやユーザー参加型キャンペーンについて、
インスタグラム広告やショッピング機能についての解説を書かれています。
 
もう少し各論めいたところを言うと、
インスタグラムでの商材ごとの写真を撮るフレームワークや、
ビジネスプロフィールの登録の仕方まで書いています。
 
今、インスタグラムがホットな理由は、ショッピング機能だけでなく、
ぐるなびの連携が始まったことなどあげられます。
日々ビジネスでの活用の可能性が広がっているのがインスタの今。
 
親和性で考えると、今後はホットペッパービューティーとの連携も
始まると私は予測しています。
 
インスタグラムがいいのは、気軽に投稿して日々PDCAを回せることで、ブログ書くより全然楽(笑)
 
あくまでこの本は参考書で、ここに書かれていることを
実践して日々PDCAを回していくことが大切ですね。