【書評】ビジネスパーソン必見!シヌカスこと「死ぬこと以外かすり傷」箕輪厚介

このブログでは最近話題のものや人をなるべく取り上げたいと思っています。
ビジネスパーソン特に、20代の人なら最近目にするようになってきたと思います。
箕輪厚介さんという方です。
なんだかんだこの人が編集者として作った本は無意識のうちに読んでいて、
「多動力」や「モチベーション革命」は箕輪さんを知らずに読んでいました。
 
そんな箕輪さんが出した初の著書がシヌカスこと
「死ぬこと以外かすり傷」という本です。
今日はその本の書評を書きます。
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結論から言うと、この本は箕輪さんがこれまでインタビュー記事で語ってきたことを
より詳しく述べていて、一つの本にまとめたものだと思います。
仕事に対する考え方は見習うべきポイントが多いです。
 
特に読んでもらいたい人は、今仕事に対して何かしらの迷いがある人、
もっと仕事を頑張りたいと思っている人は読んでもらいたい。
また、今後新しい形(例えば副業兼業)でキャリアを開いていきたい人も読んでいいと思います。
 
以下、特に刺さったポイントです。
 

幻冬舎の社員であるおかげで、僕はこれらのインフラと人と金、会社が築き上げてきた信頼、そしてノーリスクで勝負する権利を利用できる。利益さえ上げていれば青天井のように使いたい放題。個人でもなし得ないスケールで動くことができる。

 
箕輪氏は、自分のオンラインサロンとコンサルの副業で稼いでいる月収は本職の20倍はあると本で語っていますが、
幻冬舎でサラリーマンをやっていることのメリットを述べています。
例えば、都内の一等地に自分のデスクがあること、接待代も会社のお金を使えること、新刊を出した時の
営業部隊も会社のインフラとして考えるとサラリーマンであることのメリットが勝つので、
むしろ箕輪氏がお金を払ってでも幻冬舎に籍を置いていたいと言ってます。
箕輪さん自身、幻冬舎というフィールドで、箕輪厚介という「ブランド」を稼いているのです。
幻冬舎で活躍することで自分の名前が売れることで、オンラインサロンの会員が増えたり、
セミナーや講演、コンサルの依頼が増える。あくまで本業に頑張って力をつけるべきだと述べています。
 
時間があればいいというものではない。制約がイノベーションを生む。追い込め。ダラダラと居心地の良いスピードで仕事をしていては、この世にあらざるものは作れない。
 
スピードスピードスピード!という言葉で本の中で書かれてますが、
これはどこかで聞いたことがある言葉(笑)
箕輪氏は通常本を作るのに、6ヶ月かけるところを3ヶ月で作るというのを続けています。
このスピード感で仕事するには徹底的に無駄を切り捨てること極限まで追い込まれた状況が最大の集中力を生むとして、スピードの重要性を述べています。
確かに、セミナーを企画した時も、企画会議の当日朝に企画内容を15分で考えて、その企画が結果的に成功に繋がりました。
 
正直かなりキャラ濃くて極端なこと言っているイメージですが、
正論だなと思うことや堅実だと感じるポイントが多かったです。